出版社内容情報
日本人が生み出した特異な歴史的産物・修験道-その歴史を、中世封建時代を中心に、文献史学・宗教学・民俗学等広い視野から探り、複雑な日本文化の諸問題を考える 塙選書71
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこはこね
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荻原規子のRDGから。2013/02/02
はらへりこ
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RDGの参考文献に上がっていたので。内容が濃くて面白いけど、RDGとの関わりでいえば、最後の十一章を読めばおいしいとこ取りできると思います。2011/06/14
moti moti
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読む人にある程度の基礎知識が必要。多分私にはその基礎知識が足りなかった。修験道は、元々は日本古来の山岳信仰に、外来の仏教や神仙思想が加わったもので、個人的なものだったのが、院政期に熊野が寺門の支配下に入り密教化、皇族や貴族が度々詣でるようになることで、教団化、教義の整備による権威づけ、山伏の傭兵化など、世俗化が進んだものと理解したが、あっているのかわからない。本書は歴史学の性格上、文献が残されるようになった世俗化以降の内容が大部分を占める。2025/07/20
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