目次
序論 高句麗史研究の現況と課題
第1編 高句麗史研究の動向と課題(戦後日本の高句麗史研究の動向と課題;中国・韓国の高句麗史帰属問題と研究動向)
第2編 四~六世紀初の高句麗と東アジア(広開土王代の対外関係と東アジア;高句麗の対北魏外交と朝鮮半島情勢;高句麗の対宋外交と東アジア;補論 古代東アジア世界における高句麗勢力圏と倭勢力圏)
第3編 東アジアにおける高句麗と中国王朝(集安出土文字資料からみた高句麗の支配体制―府官制再考;六世紀前半の華北情勢と高句麗―『韓曁墓誌』の分析を中心に;『裴遺業墓誌』と高句麗―五七〇年代の北斉・高句麗関係の一齣)
第4編 高句麗の対倭外交と東アジア(五七〇年代の高句麗の対倭外交と華北情勢;六世紀末から七世紀半ばの東アジア情勢と高句麗の対倭外交;高句麗遺民と新羅―七世紀後半の東アジア情勢)
著者等紹介
井上直樹[イノウエナオキ]
1972年8月兵庫県に生まれる。2004年3月早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。現在、京都府立大学文学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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