目次
1 律令天皇制祭祀と古代王権(律令天皇制祭祀と法意識;律令天皇制祭祀と王権の「自己認識」;律令天皇制の神話と伝承;八世紀の王権と神話;律令天皇制と出雲・伊勢)
2 律令天皇制の権威表象(王権儀礼としての天皇狩猟;平安前期の王権構想と斎宮・斎院・斎女;王権表象としての諡号;百人一首に見る王権意識)
3 律令王権と儀礼(律令天皇制と飲食儀礼;律令天皇制における饗宴の意義;大嘗祭の宴と饗の特質)
4 王権をめぐる諸様相(王権と王朝絵画;王権と銭貨と古代都市)
著者等紹介
榎村寛之[エムラヒロユキ]
1959年大阪府大阪市に生まれる。1982年大阪市立大学文学部卒業。1984年岡山大学大学院文学研究科前期博士課程卒業。1988年関西大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得修了。1993年博士(文学)関西大学(『律令天皇制祭祀の研究』にて)。1997年より三重県にて斎宮歴史博物館の建設及び研究・運営に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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