目次
1 女性史研究の課題(歴史学における女性史研究の意義―日本古代史を中心に;日本古代女性史研究の現在と課題)
2 性愛・家族と女性(古代の家族と結婚の歴史;対偶婚の終焉と買売春の発生)
3 社会の中の女性の地位(日本古代の家族形態と女性の地位;古代女性の地位と相続法;八世紀における采女の姦の復元;平安時代の男女による文字(文体)使い分けの歴史的前提―九世紀の文書の署名を手がかりに)
著者等紹介
関口裕子[セキグチヒロコ]
1935年東京都に生まれる(旧姓田口)。1960年東京大学文学部国史学科卒業。1969年東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1973年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。1994年博士(文学・東京大学)。元清泉女子大学非常勤講師・在野研究者。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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