目次
日本中世都市史と法
第1部 室町期奈良の法秩序(都市法の内と外―中世奈良の都市賦課をめぐって;中世奈良における商業紛争と先例;奈良徳政令の意思決定)
第2部 室町期京都の都市支配と流通の秩序(室町幕府の首都支配と関所政策;畿内近国の率分関と領域的支配)
第3部 室町期京都と社会不安(室町期の大織冠像破裂―中世における一宗教的法理の射程;首都社会の怪異と室町幕府;中近世移行期の首都社会と怪異)
第4部 比較都市論の可能性(比較中世都市論への視点―西欧・イスラム・日本;「文化としての都市」の比較に寄せて―河原温氏『都市の創造力』書評を通して)
都市インフラとしての法秩序
著者等紹介
高谷知佳[タカタニチカ]
1980年奈良県生まれ。2003年京都大学法学部卒業。現在、京都大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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