出版社内容情報
大化前代における修史の実態、古事記と日本書紀の撰修の関連性、諸々の氏族の家記と日本書紀編纂との関わりなど、日本書紀の成立に関するさまざまな事柄に考察を加える。
【目次】
緒論 『日本書紀』の編纂者と本書の構成
第?部 大化前代の修史
第一章 推古朝の修史にかんする基礎的考察
第二章 帝紀・旧辞成立論序説
第?部 『日本書紀』の編纂過程
第一章 『日本書紀』の編纂と大伴氏の伝承
第二章 『日本書紀』編修論序説
第三章 天武天皇一〇年の修史をめぐって
第四章 墓記考
第?部 『日本書紀』の史料批判
第一章 石上神宮をめぐる諸問題
第二章 白猪屯倉・児島屯倉にかんする初歩的研究
第三章 『日本書紀』欽明天皇三一年五月条の史料的検討
第四章 皇極朝の阿倍氏─乙巳の変の歴史的前提─
笹川 尚紀[ササカワ ナオキ]
著・文・その他
目次
第1部 大化前代の修史(推古朝の修史にかんする基礎的考察;帝紀・旧辞成立論序説)
第2部 『日本書紀』の編纂過程(『日本書紀』の編纂と大伴氏の伝承;『日本書紀』編修論序説;天武天皇一〇年の修史をめぐって;墓記考)
第3部 『日本書紀』の史料批判(石上神宮をめぐる諸問題;白猪屯倉・児島屯倉にかんする初歩的研究;『日本書紀』欽明天皇三一年五月条の史料的検討;皇極朝の阿部氏―乙巳の変の歴史的前提)
著者等紹介
笹川尚紀[ササカワナオキ]
1973年石川県七尾市に生まれる。1996年明治大学文学部史学地理学科日本史学専攻卒業。1998年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2001年京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。2004年京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(文学博士)。2005年日本学術振興会特別研究員(PD)。2007年京都大学埋蔵文化財センター助教。現在、京都大学文化財総合研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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