目次
問題の所在と本書の構成
第1部 古代の税制(古代税制の「郷土所出」主義;律令調制の構造とその歴史的前提;調庸墨書銘と荷札木簡;古代の荷札木簡再論;贄と中男作物をめぐって;書評 鬼頭晴明著『古代木簡の基礎的研究』;京畿内の調と力役)
第2部 税制と社会(班田制と調庸制;律令制収取と地域支配;播磨国賀茂郡の郷里復原;御野国加毛郡半布里戸籍をめぐる予備的考察;日本古代の村落と地域社会;古代の家族と共同体)
古代的国制の形成と展開
著者等紹介
今津勝紀[イマズカツノリ]
1963年1月東京都に生まれる。1986年岡山大学文学部史学科卒業。1988年岡山大学大学院文学研究科修士課程修了。1991年京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。鳥取女子短期大学・樟蔭女子短期大学をへて現在、岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授。京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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