目次
第1部 斎宮制度の研究(斎宮十二司の概観;斎宮十二司についての基礎的考察;斎宮の「宮」的性格について;斎宮の女官について;『斎宮式』の構造とその特殊性―『斎院司式』と比較しつつ;『延喜斎宮式』の諸問題)
第2部 斎宮をめぐる祭祀と文化(斎宮祈年祭についての基礎的考察;斎宮新嘗祭について;斎宮の土馬と神宮の土馬―『続日本紀』神護景雲三年二月乙卯条の一考察)
第3部 斎宮の発掘と文献史学(文献より見た斎宮の構造と発掘調査の成果;斎宮出土の墨書土器について;斎宮出土の「古印を捺した土器」)
著者等紹介
榎村寛之[エムラヒロユキ]
1959年大阪市に生まれる。1982年大阪市立大学文学部卒業。1984年岡山大学大学院文学研究科前期博士課程卒業。1988年関西大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得修了。1993年博士(文学)。現在、斎宮歴史博物館学芸普及課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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