目次
第1部 貴族社会の諸様相(法権の分立と分有;摂関期貴族階級の社会構造―官人の兼参を中心に;実資家の所領;王氏爵事件―摂関期の京と西国;貴族の家請印について;上訴・不参・不仕)
第2部 政治・制度の諸様相(家産制的処罰の展開;個人的権限の顕現;度者使考―仏事に見る官行事の衰頽;直申考―倉蔵出納に見る弁官の衰頽;摂関期の有職故実―御堂流の検討から)
摂関期の歴史的位置
著者等紹介
告井幸男[ツゲイユキオ]
1967年岐阜県大垣市に生まれる。1990年京都大学文学部史学科国史学専攻卒業。1998年京都大学大学院文学研究科(日本史学)博士課程単位取得退学。1999年大谷大学文学部史学科特別研修員。2001年博士(文学)。京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員
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