出版社内容情報
\誰でも今すぐできる/
たった1分の行動習慣で心はラクになる!
「体がだるくて鉛のように重い」「上司のことを考えてイライラする」「寂しさで眠れない」……
そんなメンタル不調時に、新たな感情コントロール法に取り組むのは容易ではないもの。
そこで本書では、これまで2万人以上に寄り添ってきた精神科医・産業医が、 たった1分で心がほぐれる45の習慣を提案しています。
たとえば……
・体がだるくて鉛のように重い → 3回シコを踏んでみる
・上司のことを考えてイライラする → 枕に顔を埋めてブラジルに届くくらい大声を出す
・寂しさで眠れない → もう1つの枕に抱きついてみる etc.
本書で紹介する「1分習慣」は、特別な努力を要するものではありません。 むしろ、特別な方法を期待していた人にとっては拍子抜けしてしまうような、 当たり前のことばかりかもしれません。
しかし、今日から変わるために必要なことは、特別な方法を取り入れることではありません。 誰でもできる簡単なことを毎日続けて取り組む、それだけでよいのです。
本書の「1分習慣」によって、朝、会社に行くのがツラい気持ちを和らげ、 少しでも心がラクになる一助となれば幸いです。
内容説明
心の回復のきっかけとなる「行動の変化」は、船の舵取りのようなもの。正しい方向を向けることさえできれば、目的地に向かって進み出します。
目次
1 朝起きて最速でシャキっと出社するための1分習慣(寝ても眠気が取れない時は、カーテンを開けて日の光を浴びる;漠然とした不調感がある時は鏡を見て、表情、血色、目のクマ、肌のハリを確認する ほか)
2 人間関係をコントロールして居心地の良い職場にするための1分習慣(上司に怒られた時、悪いと思ったことはまずすぐに謝ると自分が楽になる;嫌われたくなければ、あえて自分の意見をはっきりと主張する ほか)
3 仕事で最高のパフォーマンスを発揮するための1分習慣(仕事は漠然とこなすのではなく、まずは「15分後の目標」を決める;次にやることがわからない時、タスクを分解して「単純作業」にする ほか)
4 終業後にさっとチルアウトして良い睡眠を得るための1分習慣(PCやスマホは触らない、「おやすみモード」を使えば自動で通知オフにできる;お風呂に入るのが億劫な時でも、布団に入る前にシャワーは浴びる ほか)
5 休日にリフレッシュして充実した1日にするための1分習慣(充実した休日の第一歩は、前日のうちに明日の予定を1つ決める;夕方までは「活動的休息」、夕方からは「消極的休息」と使い分ける ほか)
著者等紹介
西上貴志[ニシウエタカシ]
精神科専門医・産業医/医療法人社団山桜会理事長/あすか産業医事務所代表。東京大学工学部卒。同大学院工学系研究科在籍中に医師を志し、北海道大学医学部医学科に入学。卒業後は精神科救急医療に従事し、外来診療だけでなく入院治療まで幅広く経験。延べ20,000人以上の診療経験を持つ。その中で早期介入・予防が患者・家族にとって最も負担軽減になるとの考えから、産業医活動にも幅を広げる。現在、大手コンサルティングファーム、電機メーカー、製造業など約20社を担当する。並行して「あすかメンタルクリニック町田」「あすかメンタルクリニック大宮駅前」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。