出版社内容情報
もう疲れない・すり減らない・振り回されない
秘訣は「考え方を選ぶこと」だった――
合わない相手との関係で気を揉んだり、
クレーム対応で心ない言葉をいわれたり、
数字に追われて息つくヒマもなかったり……。
仕事をしていれば、しんどい思いをすることはあります。
疲れ果てて、まったくやる気が出ない……。
身も心もすり減ってしまうことはあるでしょう。
でも、同じ状況にいながら「ああいう人だからね」と軽く受け流したり、 理不尽なことをいわれても軽くスルーしたり、「できる範囲でやるしかない」と割り切ったり、 物事に振り回されない、「心が疲れにくい人」はいるものです。
では、その違いはいったいどこにあるのでしょうか?
ひと言でいえば、「考え方を選んでいるかどうか」です。
心の状態は「物事そのもの」と「物事についての考え」で決まります。
たとえば、企画していたイベントがトラブルで中止になったとしましょう。
そういった「物事そのもの」を選ぶことは不可能です。でも、起きた物事だけで心の状態が決まるわけではありません。「中止になったことをどう考えるのか」、「物事についての考え」は選ぶことができます。選択肢は大きく以下2つ。
心を疲れさせる「疲弊思考」か、心を穏やかにする「穏やか思考」か。
本書では、これまで1万名以上の方の悩みに耳を傾けてきたカウンセラーが、 やってしまいがちな34の思考の悪習慣を思い切って「やめる」ことで、「疲弊思考」から抜け出すコツを伝授。
人や物事に振り回されることなく仕事に集中するための必読書です。
内容説明
もう疲れない、すり減らない、振り回されない。秘訣は「考え方を選ぶこと」。「疲弊思考」から抜け出すコツお教えします。
目次
1 思い通りになると思うのを、やめる(自分次第でないものを気にするのを、やめる;正しさにこだわるのを、やめる ほか)
2 ポジティブ思考を、あえてやめる(感情コントロールを、やめる;「ネガティブ禁止」を、やめる ほか)
3 他人に振り回されるのを、やめる(「なぜあの人は?」を、やめる;人を変えようとするのを、やめる ほか)
4 もの分かりのいい人を、やめる(教えたがりに付きあうのを、やめる;心ない言葉を真に受けるのを、やめる ほか)
5 バカ正直に考えるのを、やめる(しなくていい仕事を、やめる;「仕事が趣味」を、やめる ほか)
著者等紹介
片田智也[カタダトモヤ]
一般社団法人感情マネージメント協会代表理事。公認心理師、産業カウンセラー。大学卒業後、20代で独立するがストレスから若年性緑内障を発症、視覚障害者となる。同年、うつ病と診断された姉が自死。姉の死の真相を知るため、精神医療の実態や心理療法を探求、カウンセラーに転身する。教育や行政、官公庁を中心にメンタルケア事業に多数参画。カウンセリング実績は延べ1万名を超える。カウンセリングから企業コンサルティング、経営者やアスリートのメンタルトレーニングまで、心の問題解決に広く取り組む。企業研修やセミナーの受講者は延べ2万名以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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