出版社内容情報
介護報酬改定でデータベースを活用した介護に対する新たな報酬加算のしくみがスタート。国の運営するデータベースである『LIFE』への介護現場からのデータ提供の際には、ルールに則った『介護記録』の書き方が必要になった。本書は新しいデータベース活用時代(=LIFE時代)に必要な、介護記録の書き方のポイントについて図解でやさしく解説。介護記録をつける大きな目的は、『利用者に対する介護の質の向上』、それに加えて『介護現場で働く人の業務効率の向上』がある。それ以外にも介護の重要性は次のようにますます高まっている。?①科学的介護の推進でPDCAサイクル強化。正確な記録がカギになる。②LIFEへのデータ提供拡大で、ルールに則った記録が介護報酬を左右、③介護事故裁判の証拠となる、④他職種連携の範囲拡大で、記録がますます重要、⑤ICT活用の介護DXで求められる記録のあり方が激変、⑥利用者の可能性と尊厳がより重視される時代になり、記録の質がカギとなる、などを現場目線で詳述する。
内容説明
いま介護現場ではどんな書き方が求められているのか。実践編!
目次
第1章 介護記録がますます重要になる6つの理由
第2章 介護記録ってそもそも何?業務でどう活かす?
第3章 LIFEが求める記録とはどのようなものか
第4章 現場で必要な介護記録の書き方・14のポイント
第5章 実践編1 新しい介護記録の様式と書き方
第6章 実践編2 新しい介護記録のケアへの活かし方
著者等紹介
田中元[タナカハジメ]
1962年、群馬県生まれ。介護福祉ジャーナリスト。立教大学法学部卒業。出版社勤務後、雑誌・書籍の編集業務を経てフリーに。主に高齢者の自立・介護等をテーマとした取材・執筆、ラジオ・テレビの解説、講演等を精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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