目次
第1部 目覚めとその弔鐘(ホームステッドの叫び;闘いの中心;ピッツバーグの精神;襲撃 ほか)
第2部 刑務所(自爆自棄な思い;生きる意志;空虚な沈黙;一筋の光明 ほか)
第3部 労役所
第4部 復活
著者等紹介
小田透[オダトオル]
1980年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。カリフォルニア大学アーバイン校でPh.D.(比較文学)取得。静岡県立大学特任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
63
作者はアナーキストのエマ・ゴールドマンの同志であった人物。作者、アレックはホームステッドで武力制圧されたストに対しての労働者側の情宣になると考え、ヘンリー・フリッツを暗殺しようとするが失敗。14年間も劣悪な監獄生活を送る事になる。本書はその記録である。最初、アレックの人に迷惑を掛ける事を考えず、自分の英雄的行為という虚栄心に目に眩み、それが満たされないと自殺しようとする所などの上から目線な語りに随分、腹が立ちました。だが些細な罪から収監され、心を壊され、時に死んでいく囚人達の為に動いていくようになる。2021/06/19
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