出版社内容情報
日々浮上する現場の問題をどう解決していったらいいのか?その解決のヒントを示したのが本書。より高い介護サービスを提供し続けるためのルールづくり、ルールの見直しの方策をプロの視点でズバリ提示した。
内容説明
今日も問題だらけの職場をちょっとだけ働きやすい環境に整える、ヒント・コツ・課題解決ノート―あなたが始める、現場改善・働きやすい職場づくりのヒント集!!
目次
第1章 「自立支援・重度化防止」の掛け声が大きくなる中での対利用者の“困った”を解決!(退院から間もない利用者が急増中。最初のかかわりから現場はドタバタ→問題解決キーワード 「してきた生活」「しようとしている生活」;服薬・食事管理が難しいご利用者が増えてきた。現場管理者としての心得は?→問題解決キーワード 外部の訪問看護等との連携 ほか)
第2章 利用者負担が増えた分「要望」等のハードルも高くなる中での対利用者家族の“困った”を解決!(ちょっとしたことでクレームが。現場のストレスはたまる一方…→問題解決キーワード クレーム対応委員会;サービス提供にあれこれと注文が。現場としては大変にやりにくい→問題解決キーワード 直接ケア以外の周辺業務 ほか)
第3章 「問題あり」の部下をどう育て、導けばいいのかなど対部下・同僚の“困った”を解決!(コミュニケーション力に問題あり?利用者をすぐ不快にさせる部下→問題解決キーワード できること探し;「記録」があまりにもお粗末。申し送りも抜けが多く不安…→問題解決キーワード ICTの普及 ほか)
第4章 「人手不足」のうえ組織もうまく機能していないなど対組織・法人の“困った”を解決!(人員配慮はいつもぎりぎり。人手不足を上層部に訴えたが…→問題解決キーワード 事務長;ホーム長が現場に出てこない。「引っ張り出す」ためにはどうしたらいい?→問題解決キーワード キーパーソン ほか)
第5章 「多職種・多機関との連携」などこれからの時代の課題、介護現場のさまざまな“困った”を解決!(利用者の主治医から情報をもらえない。どうすればいい?→問題解決キーワード 地域支援事業;厚労省の通達と自治体の解釈にズレがあって混乱している→問題解決キーワード ローカルルール ほか)
著者等紹介
田中元[タナカハジメ]
昭和37年群馬県出身。介護福祉ジャーナリスト。立教大学法学部卒業。出版社勤務後、雑誌・書籍の編集業務を経てフリーとして活躍。介護保険制度スタート前から、20年近くにわたり高齢者の自立・介護等をテーマとした取材、執筆、介護専門サイトでの解説、ラジオ・テレビの解説、講演等を精力的におこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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