出版社内容情報
月間5000万PV閲覧の大手ビジネスサイト「ビジネスジャーナル」で看板コラムニストをつとめる著者が、著名企業と経営者を一刀両断する。業績を大きく落とした企業、成長機会を逃した企業、企業価値を大きく毀損した起業、危機的状況に際して拱手傍観してしまい窮地に陥る状況としてしまった企業、経営者としての倫理にもとった企業、社会に大きな損害あるいはリスクや不安を与え強く指弾された企業…、一方、逆に輝きを放つ企業もある。本書は、残念な企業経営者のどこが間違っていたのか、また戦略的で注目される企業経営者の見習いたいポイントはどこか、など、経営評論家の第一人者が、実際の日本の経営者20人を忌憚なく分析評論した書。取り上げる企業は、「電通」「三菱自」「シャープ」「東芝」「日本マクドナルド」「大塚家具」「出光興産」「クックパッド」「セブン&アイ」、「日本電産」「ヤマダ電機」など。
内容説明
9割の日本の社長は「経営戦略」を勘違いしている!外資4社と日系2社で社長を歴任し、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評される著者が、日本企業22社・22人を一刀両断!
目次
1 反面教師にしたい残念な経営者たち―「経営者残念大賞」受賞者の事跡(電通―企業文化を体現する石井社長、社員過労死連発への責任感ゼロ。頑なに社内組織優先;三菱自動車―隠蔽事件で死者まで出したが、結局この10年間「何も変わっていなかった」 ほか)
2 事業承継に奮戦する残念な経営者たち―経営承継、みんな悩んでいる(大塚家具―広大なフロアに誰もおらず。久美子社長、放逐した父会長時代より業績悪化;大塚家具その2―赤字転落でも「戦略なき経営者」久美子社長と元会長の実父は1億円の収入 ほか)
3 一目置きたい戦略型経営者たち―戦略経営者たちが征く(日本電産―また最高益、課長千人採用の異例宣言。ソフトバンクと真逆の「堅実」拡大経営;トヨタ自動車―33万人企業、複雑怪奇な組織体制へ異次元改造始動。なぜ機能する? ほか)
4 醜い代表交代劇を演じた残念な経営者たち―コンビニ大戦経営者が代わった!(セブン&アイ―深まる混迷と社内に鬱積する不満。「皆の意見を聞く」井阪社長の限界;セブン&アイその2―鈴木前会長を放逐した伊藤邦雄とは何者?社外取締役が大企業に激震呼ぶ時代に ほか)
5 これからどうなる?岐路に立つ経営者たち―曲がり角に立つ企業、戦略の行方は?(しまむら―パンツがバカ売れで絶好調だが、成長終了の兆候。極限の超効率至上経営がアダに!?;任天堂―ポケモンGOの大ヒットは、逆に主力・専用ゲーム機事業をさらに衰退させる!? ほか)
著者等紹介
山田修[ヤマダオサム]
ビジネス評論家、経営コンサルタント、MBA経営代表取締役。20年以上にわたり外資4社及び日系2社で社長を歴任。業態・規模にかかわらず、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評される。1949年生まれ。学習院大学修士。米国サンダーバードMBA、元同校准教授・日本同窓会長。法政大学博士課程(経営学)。国際経営戦略研究学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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