- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
出版社内容情報
自分の行為を俯瞰してみるのは難しいものです。自分の知らない自分は、他人にはどう映っているでしょうか。部下にとって、上司は逃れられない存在です。転職理由の筆頭に挙げられるのが、「あの上司の下では働けない」だと言われます。部下を育成するのが上司の任務であるにも拘わらず、部下の気持ちどころか、本音を把握できる上司は極少数、自分が原因で部下が辞めてしまう実態に気づかないままです。人間誰しも自分の背中は見えないものですが、少しの肩書きがついたばかりに思い違いをし、自身の評価を高く見積もってしまう上司も稀ではないようです。陰で部下から辛辣な評価が下されていることに気づかないまま平然と上司面さげているケースは、傍目から見て哀れともいえます。本書は、「上司の○○に我慢できない」項目を提示し、それぞれを深掘りし、上司として、また人生の先輩として、見せてはいけない背中について解説します。
内容説明
できる上司は、出世は「能力」ではなく、「評判」によって決まることを理解している。上司として、絶対に見せてはいけない背中がある。神上司に変身できる40の発想。
目次
第1章 仕事のできない上司、できる上司―仕事のできない上司ほど、会話が足し算である。(仕事のできない上司ほど、危機意識が低い。―仕事のできる上司ほど、口は災いの元という強い危機意識をもっている。;仕事のできない上司ほど、ノリが悪い。―仕事のできる上司は、部下に自分のノリを示す。 ほか)
第2章 人徳のない上司、人徳のある上司―人徳のない上司ほど、部下の相談に乗りたがる。(人徳のない上司ほど、読書量を自慢する、偉人の名言を語りたがる。―人徳のある上司ほど、読書の「量」ではなく読書の「意味」を理解する。;人徳のない上司ほど、部下の相談に乗りたがる。―人徳のある上司は、安易に部下の相談には応じない。 ほか)
第3章 女性に嫌われる上司、好かれる上司―女性に嫌われる上司ほど、褒めたがる。(女性に嫌われる上司ほど、企業戦士を気取る。―女性に好かれる上司は、時代の流れを察知し、積極的に順応する。;女性に嫌われる上司ほど、共感することができない。―女性に好かれる上司は、共感が「共に在る」意識から生まれることを知っている。 ほか)
第4章 出世できない上司、出世する上司―出世できない上司ほど、話を複雑にする。(出世できない上司ほど、ガラパゴスである。―出世する上司は、環境の変化に適応して見本を示す。;出世できない上司ほど、群れたがる。―出世する上司は、社外にブレインをもっている ほか)
第5章 部下が逃げ出す上司、部下に信頼される上司―部下が逃げ出す上司ほど、反対意見に長けている。(部下が逃げ出す上司ほど、ハラスメントがわからない。―部下に信頼される上司は、自分が知らないということを知っている。;部下が逃げ出す上司ほど、何も決断することができない。―部下から信頼される上司は、決断することこそが自分の仕事だと心得ている。 ほか)
著者等紹介
新井健一[アライケンイチ]
経営コンサルタント、株式会社アジア・ひと・しくみ研究所代表取締役。1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、大手重機械メーカー、アーサーアンダーセン/朝日監査法人(現KPMG/あずさ監査法人)、同ビジネススクール責任者、医療・IT系ベンチャー企業役員を経て独立。大企業向けの経営人事コンサルティングから起業支援までコンサルティング・セミナーを展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YJ
Tomohisa Fujita
りょうへい
うさみみ
-
- 和書
- なんていいひ