出版社内容情報
2015年の報酬改定で、特養ホーム、グループホーム、介護付き有料老人ホーム、小規模多機能などの施設における早期の看取りに手厚い加算がつきました。いま介護現場で求められているのが、チームでの看取りに必要な指針、看取り計画の作り方、医師・看護師・専門職との連携の進め方など。また、専門職個人としての看取りスキルの身につけ方が重要です。本書は施設における看取りの指針づくり、利用者とその家族の同意をえながら看取りを進める際に必要な説明責任、マニュアルの作成など、看取りケアの基本と実際の進め方に役立つ実践情報にポイントを置き解説します。
内容説明
基本方針の決め方は?どう進めたらいいの?看取りケアの方針の説明と意思確認の仕方とは?看取りケアにはどんな医療行為が必要?他の施設等との連携はどうする?看取りケアのこれからの課題は何?たった1回のケアである“看取りケア”には何が求められているの?介護現場で「あなたが取り組む」看取りケアの進め方・実践入門教科書。
目次
1 看取りケアには何が求められているの?
2 看取りケアの基本方針の決め方は?
3 看取りケアに必要な医療行為とは何?
4 看取りケアの進め方はどうしたらいいの?
5 看取りケアに必要なチームケアとは何?
6 看取りケアに必要なインフォームド・コンセントって何?
7 看取りケアを取り巻くこれからの課題は?
巻末チェックノート 看取りケアの用語・キーワード事典
著者等紹介
諏訪免典子[スワメンノリコ]
看護学修士。看護師、介護支援専門員、産業カウンセラー。職務歴:日本医科大学付属病院、原三信病院、久我山病院の病棟勤務を経て、訪問看護ステーション所長。NPOシルバー総合研究所において高齢者ケアに関する調査研究、研修企画運営に携わり、老年看護と産業看護について研究。現在は、株式会社ケイツーマネジメントにてケアコーディネーターとして携わる一方、地域における看護、看取り期におけるケアのあり方を思索しつつ看護実践をしている。講師歴:老人福祉施設協議会、社会福祉協議会、看護協会等において、高齢者ケア、看取りケア等をテーマに研修講師として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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