出版社内容情報
あるカウンセラーが言います。カウンセリングでよく使う言葉の一つは「○○さん、とても我慢してこられたようですね」。ストレス社会ですから、誰しもが我慢のなかで息をついているように感じます。我慢コップの水が溢れて精神内科を訪れる人が増えているのも事実です。人間関係のなかで、「自分さえ我慢すれば丸く収まる」とか、「何度言っても理解してもらえない」など、自分を犠牲にしたり、自分でコントロールの効かない悩みは誰しも持っています。「我慢は美徳」とか、「我慢することは偉い」ことのように思いがちですが、著者は、きっぱりと否定します。「自分の人生を自分でつまらなくしているだけ」です。本書は、煩悩のような「我慢」を「発想の転換」によって穏やかな日常を暮らせるようになるためのヒントを一冊にまとめたもの。
内容説明
我慢をするから、いつまでも幸せになれないのです!今日からやめよう!そして「我慢の人生」から「楽しむ人生」へ。
目次
第1章 我慢することは美徳ではない(「かくあるべし」をやめれば目の前の景色が一変する;「我慢する」がなくなる3つの方法 ほか)
第2章 「我慢する」はこうして転換する(お金の話をタブーにする必要はない;頼まれた仕事を断るための二つのポイント ほか)
第3章 自分でコントロールできない我慢(相手が思うようにならないケースはいくらでもある;解決策は、「まわりまわって自分のため」と思えるかどうか ほか)
第4章 我慢しない生活を引き寄せる(どうしても我慢できないなら「上手な我慢」を考える;まわりに好かれる人になることで非難や攻撃されなくなる ほか)
第5章 相手に我慢させると自分に返ってくる(「我慢する」や「ストレス」にもよいところはある;「我慢する」を前向きに捉えられないと成長にはつながらない ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪生まれ。1985年東京大学医学部卒。東京大学精神神経科助手、アメリカ・カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、精神科医。国際医療福祉大学大学院教授、一橋大学経済学部非常勤講師、川崎幸病院精神科顧問、和田秀樹こころと体のクリニック院長(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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