内容説明
トラブルの原因の第一は「お金」です。「お金」に執着する余り、逆に、お金に見放されてしまうケースが多いことを実感した著者が、お金ではない新しい価値観を伝えます。
目次
まえがき 争う心から幸せは生まれない
法律では、人の争いをなくすことはできない
「法律さえ守れば何をやってもいい」という考え方が、争いの原因
幸せになるためのルールは、法律では定められていない
なぜ同じ人が、同じような争いを繰り返すのか?
日本のよき伝統と文化を極めて、トラブルに強くなる
他人の悪いところが目についたら、それは自分の中にもあるという証拠
満場一致の判決は、なぜ危ういか?
一切の悩みは、人と比較をすることから生じる
生きている意味がわからなくなったら、人の役に立つことを考える〔ほか〕
著者等紹介
西中務[ニシナカツトム]
弁護士、職歴45年。1942年、大阪府淀川区生まれ。大阪府立北野高等学校、大阪大学法学部を卒業後、25歳で司法試験に合格。以来45年間、大阪の地で弁護士活動に励み、現在は、エートス法律事務所に所属している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とふめん
10
www.tohumen.com この本の中の「運」は確率的な話ではなくて人徳の大切さ。人の為に生きよう。というよくあるテーマではあるが、視点が面白く、無自覚に利己的な行動をしていることも気付かされて読み込んでしまった。2021/07/07
ゆうゆう
6
説得力ありすぎです!うらみ、つらみ、ねたみ、そねみのよ四大要素で出来ている人間としては、なんとも耳の痛い話…訴訟に勝っても心映えが変わらなきゃ幸せになれない、ものすごくわかる。人間として恥ずかしくない生き方をしないと。弁護士生活45年の重みのある言葉。肝に銘じます!2016/09/12
Shinji Nakatamari
6
弁護士なのに争わない生き方をすすめるという心が浄化されるような本2016/04/14
Mik.Vicky
6
うがった見方をすれば、インチキ臭い宗教?自己啓発?という感じもするかもしれないが、私はそうは感じず、共感する部分が多かった。特に筆者は弁護士という人生に切羽詰まった崖っぷちの人と接することが多い職業についており、その経験から学んだことが記載されているような印象がしたからである。また私自身ピンチに陥ったことは何度かあるが、そのたびになんとかなっており、運がいいと自分でも思っていて、そのようなことに関する記述もあったからである。取り敢えずハガキを出すことについては実践したいと思っている。2016/01/12
smailewithH
2
一ページに一テーマで大変読みやすかったです。人は徳を積むとだんだん仏と同じ様な思考に辿り着くのでしょうか。2024/10/14
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