出版社内容情報
世界トップクラスの金融機関の外国為替最前線でディーラーを30年続けた、プロ中のプロが教える素人が絶対知っておきたい為替相場のおそろしい現実"。プロでも七転八倒する外為市場。素人がFX参入してもたったの1%しか勝ち続けられない本当の理由は情報量の違いだった。プロの情報の取り方・分析法、また外為市場のプロの常識・非常識など、痛い目に遭いたくない人のための、為替の専門家たちの秘密と仕事術のすべてを公開!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
12
FXをやっている人は、必ず、一度、読まれた方がいいと思う一冊でした。この本では、勝つことではなく、なぜ勝てないのか?その情報源は大丈夫なのか?そもそも…というお話が書かれています。読んで納得できました。株や投資の話とは別です。あくまでもFXについて、真実が書かれています。取り組んでいる方は、一度読んで損はない本だと思います。2020/09/03
しろくまZ
10
著者は国内外の有名な金融機関(JPモルガン・チェースやモルガン・スタンレーなど)に在籍し、外国為替市場で長年闘ってきた経歴の方。結論として、FX(外国為替証拠金取引)に一般の個人投資家が手を出すのは無謀以外の何物でもないということ。個人がFXに参加するということは、量販店で購入した市販の車でF1レースに参加するようなものだとか。こわいこわい・・・ あと、為替市場ではテクニカル分析は全く役に立たないそうです。2016/06/18
きっちゅ
4
元証券会社の為替業務に携わった方が書かれた本です。巷で言われるアナリストの相場予想が証券会社の内側から見たときにいい加減であることがバッサリと切られてあり、開眼させられました。また個人で行うFXが不利であることが書かれています。FXに興味がある方にある意味オススメです。2015/12/09
kousuke
2
FXをやる気がなくなります!でもこれが現実なんだろうと思います。
こたちゅう
2
私はFXをやらないし、株などの投資も個人投資家と言うには恥ずかしいくらいのド素人だが、そのくらいのレベルからするとちょっと専門的で、部分的に理解できないので著者の主張が上滑りして届いた感はある。プロの人にはより面白いのでしょう。しかし、それでもなかなか眼から鱗の内容だった。儲かるか儲からないかは確率1/2で、1年勝ち続けるのは2の12乗という話は随分シンプルだなとも思ったが、まあそれくらい希少なことで、勝ち負けはまぐれに近いということでしょう。文章自体はとても読みやすいので、素人でも興味があればおすすめ。2016/10/18
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