出版社内容情報
中高年はもちろんのこと、若年層も「自分も何か挑戦してみるか」と元気になる読み本。そのヒミツは、思わず試してみたくなる合格ノート。1冊ですべてをまとめるという活用法で、消せるマーカーにえんぴつを使い、消しては書き直しできる〝進化型〟のノート。頭にすぐ定着していく目からウロコ勉強法。
内容説明
「何を今更」のハンディ克服。どんな夢や目標でも、その実現には必ず、困難やハンディがあります。それに直面し、悩み苦しみながらそれを乗り越えていくことが人生であり、それ自体が幸福なのだと思います。
目次
第１章 紙おむつをして司法試験へ
第２章 「余生」ではなく「人生」を生きる
第３章 私の人生を豊かにしてくれた「学び」
第４章 ハンディ克服勉強法
第５章 やる気は起きるものではなく起こすもの
第６章 夢は発展途上、弁護士への夢
著者等紹介
吉村哲夫［ヨシムラテツオ］
１９７４年九州大学法学部卒業、同年福岡市役所入庁。市職員時代から英検１級に合格するほどの勉強の達人。ユニバシアード福岡大会、世界水泳福岡大会などの国際大会の準備運営にも従事。文化振興財団専務、市民局長、東区長、監査事務局長などを経て２０１０年福岡市役所定年退職。２０１１年京都大学法科大学院（既修）入学。２０１４年司法試験に最高齢で合格。現在司法修習生（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かず
14
元福岡市東区長。九州大学法学部卒。英検１級。京都大学法科大学院修了。これだけ見ると「単純に頭が良いだけ」と感じなくもないが、英語は３７歳から始めたそうだ。法律も、定年退職後に再度学習し、５年で司法試験合格を果たした。正直、タイトルが「私の勉強法」なので、参考になるかどうかはその人次第。私が響いたのは次の言葉。「要はやる気」。其の為には、本当に好きなことにエネルギーを注ぐこと。著者は勉強が好きだから、司法試験に挑んだ。私も勉強が好きだ。だから、司法試験合格目指して頑張りたい。2024/01/20
BluePlanet
10
★3.6（3.33）2015年8月発行。司法試験の合格体験記の本は何冊かあるが、最初は著者の現役時代の仕事の話し、そして法科大学院での体験談と勉強法について。定年前に仕事をしながら法科大学院向けの勉強。元福岡市の東区区長ではあるが、37歳で英語を勉強し直し、英検1級に合格。その後、研修で2年間バッファローへ。そして福岡での世界水泳選手権の組織委員の事務局長と、それなりの人物だから合格できたのですね。法律の勉強法というより、やる気がない時の勉強法やWordのアウトラインなど参考になる勉強法が記載されてます。2020/06/30
NAKY
10
市役所を定年退職後、京大法科大学院を経て65歳で司法試験に合格した方の体験記。努力即幸福、努力をすることこそが幸福なのだとの言葉が印象的。心構えも参考になるけれども、勉強に向う具体的な生活態度の部分も興味深い。気分転換では気分は転換しないにもなるほど。パラシュート勉強法というのも確かにそうだなぁと納得。2015/10/04
忽那惟次郎８世
9
司法試験合格体験記というだけでなく 人生とりわけ後半の人生をいかに生きるかについてたくさん教えられる本 アメリカではリタイアした人も学位をとるため大学に行くひとが多いという かくいう私の父もリタイア後にワシントン州立大学でphdを取っている（日本の大学は出て無い）。 著者のFacebookが公開されているのでそちらも閲覧すると現在も大活躍されているようだ この本に出てくる彼の年代は親子ほどちがうであろう同窓生がすばらしい 日本人はあんがい年齢で人付き合いを差別しない民族だと思う 良い本だった。2020/02/20
Mik.Vicky
8
腰・目・緊張症・年齢・・・幾多のハンディを背負いながら、挑戦し成し遂げる。すごい方だと思います。奥様がしっかり支えてくれたというのも素晴らしい。人生100年時代、私も現職の定年後に向けて何かに挑戦したいです。というかなにかします。2022/12/19
