内容説明
本書は、機械学習の技術的特性に基づいてAI関連発明を訓練処理に関する発明、推論処理に関する発明、ChatGPTなどの生成モデルの利用に関する発明を含む6つに類型化し、それぞれの特許明細書の具体例を示した上で徹底的に解説していきます。機械学習に関するアカデミックなバックグラウンドを持つとともに、これまでAI、IoTやフィンテックを含むDX関連発明の明細書を数多く手掛けてきた著者のノウハウを余すところなく開示しているので、これからAI関連発明の出願を予定されている方は大いに参考にしてください。また、既に出願済みの方は、本書の記載内容と御自身の明細書を比較して検証されることをお勧めします。
目次
第1章 AI関連発明について
第2章 コンピュータソフトウエア関連発明としてのAI関連発明
第3章 AI関連発明の特許明細書作成における基本的な考え方
第4章 AI関連発明の類型化
第5章 類型1 訓練処理に関する発明
第6章 類型2 推論処理に関する発明
第7章 類型3 前処理に関する発明
第8章 類型4 データ拡張に関する発明
第9章 類型5 モデルアーキテクチャに関する発明
第10章 類型6 生成モデルの利用に関する発明
著者等紹介
岩田諭[イワタサトシ]
1992年慶應義塾大学経済学部卒。2007年弁理士登録。これまでAI、IoTやフィンテックを含むDX関連発明の明細書を数多く手掛けている。近年、日本弁理士会等のセミナーでAI関連発明の明細書作成に関するセミナーの講師を務め、好評を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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