内容説明
日本がマドリッドプロトコロルに加盟してはや10年。便利で、早く、しかも安く複数の国へ国際商標出願できる本制度は今後ますます重要になってきた。本書は、知財実務担当者を対象にマドリッドプロトコルの制度を概説しながら、実際に出願やその他諸手続を行えるよう分かり易く解説した。加盟当初からマドリッドプロトコルに携わってきた著者がノウハウや注意点を伝授する実務家のための手引書。
目次
1 マドリッドプロトコル制度の概要
2 制度の現状
3 各手続
4 願書様式と手数料
5 各締約国官庁情報
6 国際商標登録出願
7 WIPO・日本特許庁のホームページの活用
8 最後に
9 各種資料
著者等紹介
河合千明[カワイチアキ]
1983年弁理士登録、以来弁理士業務に従事。1991年から1997年まで渡英、英国商標事務所GRANT、SPENCER、CAISLEY&PORTEOUSにてEU商標ハーモナイゼーションの調査研究に携わる。2000年、2001年第5回、第6回SCT、2006年シンガポール条約外交会議、2010年第8回マドリッド作業部会等のWIPO会議に出席。現在、河合国際商標事務所所長。日本商標協会常務理事、国際活動委員会委員長、平成23年度日本弁理士会商標委員会副委員長
齊藤純子[サイトウジュンコ]
1980年弁理士登録。登録後、石田国際特許事務所勤務。2003年第11回SCT、2006年シンガポール条約外交会議に出席。日本商標協会国際活動委員会副委員長、2004年弁理士会国際センターアジア部副部会長。弁理士会主催アジアセミナー講師。日本弁理士会、日本商標協会、INTA、ITMA(英国商標代理人協会)、APAA(アジア弁理士協会)、FICPI(国際弁理士連盟)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 怪奇製造人 探偵クラブ