内容説明
特許法等の一部を改正する法律が平成14年4月17日に公布され、同年9月1日、公布の日から起算して1年以内で政令により定める日、公布の日から起算して1年6月以内で政令により定める日に施行される。この改正は、発明の定義、間接侵害規定、商標権の使用行為の明確化、明細書と請求の範囲の分離、先行技術文献の開示制度の導入等を骨子とするものである。本書は、この改正法の条文をその趣旨にあわせて条文ごとに詳細に解説したものである。
目次
序章
第1章 発明の実施行為の明確化
第2章 間接侵害規定の拡充
第3章 商標の使用行為の明確化
第4章 明細書と請求の範囲の分離
第5章 国内移行期間の延長
第6章 先行技術文献開示制度の導入
第7章 PCT規則の留保の撤回
第8章 国際商標登録出願における個別手数料の分割納付等の改正
第9章 附則について