内容説明
審査官の行なった特許するか否かの判断に対して、公衆が自己の意見を開陳する機会を持てるようにしたのが、特許異議の申立制度です。他者の特許にストップをかける異議申立人の実務、対するに、異議の申立てを受けて立つ出願人の実務、それらと、特許庁の審査の情報とをプラスしてまとめた好著です。
目次
1 ある異議事件の話
2 異議制度の話のあらすじ
3 理由と証拠を探す話
4 異議を申し立てる話
6 異議の申立てを受けて立つ話
証拠調べの実務の話
付(情報の提供制度の利用について;特許異議申立書の「申立の理由」の書き方のガイドライン)