内容説明
森田正馬が遺した言葉の数々を、現代の名医が鮮やかに蘇らせ、生きる道を明るく照らし出す。
目次
1 あるがままに
2 森田正馬
3 森田療法
4 日々是好日
5 困った神経質者たち
6 医と真と
著者等紹介
大原健士郎[オオハラケンシロウ]
1930年、高知県に生まれる。東京慈恵会医科大学を卒業。東京慈恵会医科大学助教授を経て浜松医科大学教授となり、1996年に同大学名誉教授となる
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感想・レビュー
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なお
17
森田正馬の弟子の高良先生のお弟子さんであった著者。 森田療法に興味があったので読み始めたが、内容は森田の人となりから神経症の人について、精神科の治療についてなど幅広い。 森田療法とは、心がとらわれの状態だとしても、それはそのままでやるべき社会生活を淡々とこなしていく、ということらしい。 行動→心へのアプローチ。 健康人のふりをすれば健康になれるという話は耳にしていたが、まさにそれだった。2022/07/10
しょー
1
借りて読んだ一冊。森田療法そのものより、出来た経緯や森田先生について言及されている。この療法に興味のあるかたにおすすめ。2013/04/08