出版社内容情報
困難さえも、喜びに。
人生が変わる、万人のための哲学。
★世界的ベストセラー 23ヵ国で刊行★
★米アマゾンで6000件超の高評価★
人間関係、怒りや悲しみといった負の感情、欲望、死への恐怖……いつの時代も人々を振りまわしつづける悩みの種に、二千年前の哲人たちはどう向きあったのか。
ストア哲学(ストイシズム)として結晶した良く生きるための技法を、現代でも通用する実践的な《人生哲学》としてよみがえらせた名著。
【本書は2013年に白揚社から刊行の『良き人生について』の新装改題版です】
■著名人、ビジネスリーダーから称賛の声
「現代人に“人生哲学”の必要性を教えてくれる素晴らしい本」
――ブリタニー・ポラット(『STOIC 人生の教科書ストイシズム』著者)
「古代/現代のストイシズムを網羅した最高の本」
――マーク・アンドリーセン(Andreessen Horowitz 共同設立者)
「大きなひらめきを与えてくれ、生き方をも変えてくれた」
――オーステン・オルレッド(Bloom Institute of Technology 共同設立者)
「ネガティブ・ビジュアリゼーションは素晴らしいツールで、私は常に活用している」
――ジェイソン・フリード(Basecamp 共同設立者)
「今まで読んだ中でベスト級の一冊」
――トビアス・リュトケ(shopify 創業者)
■ストイックになるためのアドバイス満載
・今日が最後の日であるように生きる
・「もうひとりの自分」と競いあう
・他人からの評価はコントロールできない
・未来の不安に対する「免疫」を手に入れる
・人生を怒りながらすごさない
・不快を歓迎する
・贅沢は病気よりも恐ろしい
・老いた自分を想像する
【目次】
はじめに――生きるためのプラン
人生の究極の目的(グランド・ゴール)と哲学者
なぜストア哲学なのか
「欲望」の研究を通じて知ったこと
ストイックになるとは、どういうことか
良き人生のためのガイドブック
第1部 ストア哲学はどのようにして生まれたか
第1章 哲学は人生に関心を持つ
説得の技術から人生の哲学へ
いまはだれも哲学を教えない
至れり尽くせり、古代ギリシャの学校事情
さまざまな人生指南
第2章 最初のストア哲学者
禁欲を捨て、「良きことがら」を楽しむ
ゼノンの倫理学
徳高くあれ!
心の平静と徳の追求
古代ローマ人を虜にした教え
第3章 ローマのストア哲学
いろいろな顔を持っていたセネカ
フェミニストから人気のムソニウス
奴隷の哲学者エピクテトス
ストイックと宗教
哲学の王マルクス・アウレリウス
ストア哲学の衰退
第2部 ストア派の心理テクニック
第4章 ネガティブ・ビジュアリゼーション――起こり得る「最悪」を予期する
すでに持っているものを欲するべき理由
ストア哲学の最強のツール
今日が最後の日であるように生きる
最悪の苦難に耐えるには
究極の楽天主義者
災害と自己変革
実践するコツ
「考えること」と「思い悩むこと」は違う
後悔を予防する
「最後の回」は必ず訪れる
第5章 コントロールできることに集中する
力の及ぶものと及ばないものに分ける
衝動、欲望、嫌悪
完全にコントロールできること
どのようにかかわるべきか?
内的な目標を設定する
前もって、失敗に対処しておく
世界に変化をもたらすために最善を尽くす
第6章 運命を受け入れる
過去は変えられない
現在も変えられない
現状を楽しみ、努力する
第7章 積極的不快のすすめ
不快を歓迎すべき理由
快楽のダークサイド
「快楽を捨てる」という快楽
第8章 瞑想し、自分を観察する
ストイックとしての進歩を測る
挫折しても続ける
第3部 ストア哲学のアドバイス
第9章 義務――人類を愛することについて
私たちは社会的義務を負っている
無私の奉仕から得られるもの
第10章 人間関係――他者への対処について
不快な人とのつきあい方
セックスについて
第11章 侮辱――こきおろしに対処することについて
侮辱してきた相手について考える
傷つく理由の一端は自分にある
ユーモアで返す
ストア派流仕返しの極意
エピクテトスの対処
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