ドライバーレスの衝撃―自動運転車が社会を支配する

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ドライバーレスの衝撃―自動運転車が社会を支配する

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826902144
  • NDC分類 685.04
  • Cコード C0030

内容説明

自動運転車は格差を助長し、個人情報を吸い上げる。街から人が消え、コミュニティは崩壊…最悪のシナリオを避けるためにいま何をすべきか。企業優先の“ドライバーレス革命”に、全米トップの交通専門家が警鐘を鳴らす。

目次

イントロダクション この車はバックできません
第1章 昨日、今日、明日―未来は今
第2章 インフラストラクチャー―少ないほうが豊かになる
第3章 交通と土地利用の未来
第4章 ビジネスと消費者主義
第5章 命を救う―健康と安全にとって自動運転車はプラスか?
第6章 メーカー、ドライバー、乗客、歩行者―倫理に関する難問
第7章 未来へ
付録 自動運転のレベル

著者等紹介

シュウォルツ,サミュエル・I.[シュウォルツ,サミュエルI.] [Schwartz,Samuel I.]
「グリッドロック(渋滞)・サム」として知られる全米トップの交通専門家。ニューヨーク市運輸局のチーフエンジニア、局長を務めた後、サム・シュウォルツ・エンジニアリングを創設。全米の都市はもとより世界のさまざまな都市の交通計画についてコンサルティングを行なうかたわら、ニューヨーク・デイリーニュースのコラムニストも務める。ニューヨーク市在住

小林啓倫[コバヤシアキヒト]
1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

25
8年前、仕事を通して震災被災地を支援していた。車を流され移動手段がなくなった高齢者らの苦労を見てきたので、一日も早い自動運転車の実現が望まれると思ってきたが、確かに技術の進歩に対して社会ルールの整備は遅れる傾向にある。車優先の道路ができてしまい(乗れない)人が脇へ追いやられたりしないか?対応を間違うとこの本で懸念するような生活上のマイナス面がプラス面を打ち消してしまうかもしれない。でも、難しい面は多々あろうが、全人類の英知を集めて、是非とも実現していてもらいたい!(私が運転免許証を手放すまでには。笑)2020/03/14

YUJIRO

7
自動運転を扱うこれまでの本は、基本的にポジティブな要素やビジネス面からしか述べられていない。本書は、長年にわたり都市の交通に関わってきた著者が、「人にとって」(車や自動運転車にとってではない)より良い社会を考察していく。環境負荷やコミュニティーへの影響、倫理、動物への配慮など、ユニークな視点が目立つ。2020/02/20

tenorsox

3
自動運転車が普及すると世の中はどう変わるのか&変わっていくべきかを考察。他の書物等で見聞きしてきた話とダブるが事故の減少、車線の増加、違法駐車の減少、健康への影響、車体そのものや車内での過ごし方の変化、トロッコ問題等、目新しかったものとしては個人所有の増減(高齢者や身障者含む)、駐車場の収容力増、飲酒、保険、オートバイ、モーテル等、とにかく多面的多層的に論じられていて楽しい。加えて開発や実証実験に係る法規制、インフラ整備や諸制度の運用まで含めたグランドデザインの変数多過ぎ&最適解導き出すの難しそう過ぎ。2024/12/27

Hiroki Nishizumi

3
近い将来やってくるであろう無人運転についての本。事実関係はよく調べているが、さもありなん的内容が多く、特に感銘はうけなかった。2020/08/25

6ちゃん

2
自動運転車が実現すると何が起きるか、あらゆる面で考察された良書。コロナ禍以前に書かれた本なので、人々の外出に関する傾向は若干分析結果が修正されるものの、歩行者や人間の運転者の排除の可能性や更なる渋滞の悪化などの悪影響の懸念については傾聴に値する。自動車は水や空気の如く社会インフラの根底を形成する要素であり、単なるツールの更新として考察すべきではない。日本は高齢化先進国であり、予想より導入は早そうで、本書の各種提言は参考になりそう。2021/04/16

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