内容説明
大ベストセラー『ゲーデル、エッシャー、バッハ』で世界中を熱狂させた著者が、ユーモアとパロディとアナロジーを武器に、摩訶不思議な“意識”の世界に深く分け入り、“私”とは何かという難攻不落の謎に挑む。ロサンゼルス・タイムズ図書賞受賞。
目次
角突き合わせ小手調べ
魂のサイズ
揺れ動く不安と夢の球体
パターンの因果的影響力
ループ、ゴール、そして抜け穴
ビデオフィードバック
自己とシンボル
ズ~イ伴現象
奇妙なループの狩猟旅行
パターンと証明可能性
お手本としてのゲーデルの奇妙なループ
アナロジーはいかにして意味を生み出すか
下向きの因果関係について
掴みどころのない掌中の「私」
奇妙さは三「私」三様
絡み合い
何よりも深い謎に対するあがき
互いの中でどのように生きるか
人間のアイデンティティのにじんだ光
意識=思考
好意的ながらもすれ違う言葉
デカルト的自我と軽く触れ合う
ゾンビと踊るタンゴ、そして二元論
二頭の聖牛を殺す
寛大と友情について
板挟み
著者等紹介
ホフスタッター,ダグラス[ホフスタッター,ダグラス] [Hofstadter,Douglas]
インディアナ大学教授(認知科学)。アメリカ芸術科学アカデミー会員。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』はピューリッツァー賞を、『わたしは不思議の環』はロサンゼルス・タイムズ図書賞を受賞している
片桐恭弘[カタギリヤスヒロ]
公立はこだて未来大学学長。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。NTT基礎研究所、ATRメディア情報科学研究所所長を経て、公立はこだて未来大学システム情報科学部教授、同学長。認知科学、会話情報処理、自然言語処理などの専門をベースに学際融合的な研究を推進
寺西のぶ子[テラニシノブコ]
翻訳家。成蹊大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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