内容説明
生物学、進化論、心理学の観点から、さまざまな仮説を一つひとつ検証し、女性に関する未解明の５つの謎（月経、排卵、乳房、オーガズム、閉経）に迫る、知的興奮とスリル溢れる至高のサイエンス・ノンフィクション。
目次
１ 科学における謎と「なぜなに物語」
２ なぜ月経があるのだろう
３ 隠された排卵
４ 女性にはなぜ乳房や曲線があるのか？
５ 謎めいたオーガズム
６ 閉経の不思議
エピローグ リンポポの魅力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
6
WHR0.7な表紙にドキッとします。進化心理学関連をアレコレ読んでいて見つけた本。他書のようにサバンナの原理から始まるものではなく女性に特化して書かれていた。玉石混交いろんな仮説が章の冒頭にあり興味が沸きます。内容が内容なだけに要約しようと思うと「あれがこれで」と指示代名詞ばかりになりそう。特に関心のあった点を以下に◆月経の諸説◆ママのベイビー、パパのメイビー◆隠された排卵と目立つ曲線◆進化は常に最大限の効率をもたらす分けではない◆母方の祖母(MoMo)がもたらす好ましい影響2021/02/25
takao
0
ふむ2017/07/05
5〇5
0
表紙のドキリとするデザインとは裏腹に中身はまっとうな科学の書。女性にまつわる５つの謎に、「なぜそうなのか」と迫り、さまざまな仮説を提示、検証する中で知的好奇心をかき立ててくれる。当たり前と思っていることでも「なぜ？」と問うと世の中不思議なことだらけ。2014/03/09
原玉幸子
0
女性関連書もやたら読みます。良いことも書いてありますが、文構成及び表現が冗長で、ややだれ気味でした。ブックオフでは1番の高値で売れましたが、訳者か元々の文の構成や表現が悪いかのどちらかでしょう。（●2013年・冬）2019/11/16
