内容説明
『ゲーデル、エッシャー、バッハ』、『数学から超数学へ』につづきまた1冊、現代数学の巨人ゲーデルの世界を明快に解説。
目次
1 意外な展開!?
2 偽と真の論理学
3 騎士・奇人・命題論理
4 慎重にいこう
5 整合性のジレンマ
6 自己充足信念とレーブの定理
7 さらなる深みへ
8 決められない!
9 可能世界
10 事件の核心
11 フィナーレ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
15
「騎士と奇人の島に湧く」この言葉が印象的だ。語感がいい。頭が湧いてんのかもしれないし、ミネラルウォーターかもしれない。AIが言語の繋がりに着目して、人間は考えてるんじゃなくて、わーわー騒いでいるだけなのかもしれない。私の言い方が気に喰わないとか、貴方の言ってる意味がわからないんじゃなくて、いままでは、ただ読み取って同じ感情の中で生きてきただけかもしれない。AIがすべてではないけど、新しい考えて方の中で新しい考え方の型ができて、それに合わせて生きていくようになるのかもしれない。すぐ独りで生きるようになる。そ2024/11/24
御光堂
1
難しい。ざっと読んだ程度では理解できなかった。スマリヤン先生お得意の騎士と奇人の島のパズルが導入部になっているが、それが何かのアナロジーなのか分りにくいように感じた。前半から次々と出てくる推論者のタイプが重要で、そこをきちんと理解しながら読み進めないと、眼が活字を追っているだけになってしまう。問題をきちんと解きながらじっくり再読しようと思う。
葛宮詠
1
後半が殆ど理解できない。2009/11/27