内容説明
徳川三百年の歴史の基礎を築いた家康。幼少時代は政略のため人質生活を余儀なくされるが、その間に帝王学を学び、豊臣家滅亡後、それを実践に移していった。怪物・家康の手腕は、あらゆる面で発揮され、結集したのが徳川幕府成立である。人間と組織と経済を巧みに結合させた家康。そんな家康の生き方は、変化の激しい、世紀末ビジネス戦線において多大な示唆を与えてくれる。
目次
第1章 三河残酷史
第2章 人質竹千代物語
第3章 戦国駿府学問所
第4章 戦国独立闘争
第5章 戦国宗教戦争
第6章 徳川再建記
第7章 三河暗黒時代
第8章 雌伏15年
第9章 徳川政権の樹立
第10章 年功加俸
第11章 徳川経国方針
第12章 豊臣家倒産録
第13章 戦国千秋楽