内容説明
狂歌の手法でよみ解く「百人一首姥がゑとき」の謎。
目次
第1部 百人一首の図像学(北斎の「百人一首姥がゑとき27枚」について;宗達から北斎を照射する;江戸期における「百人一首抄」と「百人秀歌」;「まめやか」とは何か)
第2部 和歌伝承における数理表章の多様性と一貫性(絵巻物語「天稚彦物語(七夕のさうし)」の重層性
後水尾院の御所伝授を考える
万葉集にみる数理数章)
第3部 万葉集の「梅花歌三二首 并序」から万葉集を照射する(「梅花32首」の外部連関を考える)
著者等紹介
岡林みどり[オカバヤシミドリ]
1947年生まれ。1973年東京大学農学系修士課程(農芸化学専攻)修了。ポーラ化成工業(株)製品研究所入社。(株)ポーラ化粧品本舗文化研究所を経て退社。(社)情報処理学会・情報メディア研究会、現代風俗研究会(東京の会)に参画。2002年から東京言語研究所の理論言語学講座の聴講生。地域の日本語ボランティアの実践をとおして、母語・地口と書記言語の齟齬について省察を重ねる。ホームページ;「岡林みどりの唄」を立ち上げる。2018年『狂歌絵師北斎とよむ古事記・万葉集』(批評社)を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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