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内容説明
不登校に「こうしたらなおる」論は存在するのか。研究史をたどり返し、本人・家庭原因説を超えて不登校問題の核心に迫る!
目次
序論
第1部 不登校研究前史展望(不登校は戦後の現象か;浮き彫りにされた不登校の子どもと関連学会の発足)
第2部 本人・家庭原因説の主張と放棄(学界における本人・家庭原因説の主張と放棄;なぜ本人・家庭原因説は主張され続けたか―専門家に内面化された学校教育への親和性;文部省による本人・家庭原因説の主張と放棄―社会史的視点からの考察)
第3部 わが国の不登校研究の問題点(「父性の不在/父親像の弱体化」原因説の盲点―対照群との比較検討の不在化;「肥大した自己像」原因説の行方―英語圏と日本語圏で;1980年代の教育学による不登校理解―横湯園子の教育科学研究会賞)
結論
著者等紹介
山岸竜治[ヤマギシリュウジ]
1966年10月、千葉県四街道市生まれ。1985年3月、千葉県立佐倉高等学校卒業。大学には受からないまま、いわゆるひきこもりになってしまい、精神科外来にかかりつつ1993年度の予備校生活を経て、1994年4月、日本大学文理学部教育学科入学。初年度に休学したため1999年3月、卒業。2001年3月、日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了。更に、満期退学、再入学を経て、2008年3月、同後期課程修了。その後、非常勤講師、NPO非常勤職員、労働組合臨時職員、等を経て、2013年4月より日本大学生産工学部准教授。博士(教育学)。精神保健福祉士。日本教育学会、日本社会臨床学会、日本臨床心理学会、日本病院・地域精神医学会、日本児童青年精神医学会、全国養護教諭サークル競技会、等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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