PP選書<br> 「教育」という過ち―生きるため・働くための「学習する権利」へ

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「教育」という過ち―生きるため・働くための「学習する権利」へ

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784826506663
  • NDC分類 373.1
  • Cコード C0037

内容説明

“education”を「教育」とした誤訳を定着させた「教育勅語」。今でも教育は「教育勅語」観に呪縛されている。「教育を受ける権利」は「学習する権利」ではない。

目次

序論 「教育」は官製語である―educationは「教育」ではない
第1章 「教えること」と「学ぶこと」―明治以前の人間育成の確立と分化
第2章 学習支援のために設立した文部省と学校―教育に変質した文部省と学校
第3章 国民の権利にならない「教育を受ける権利」―戦前の「教育」を信奉した“民主”観
第4章 「教育勅語」と共存した「教育基本法」―educationの観念を無視した文部省
第5章 educationを「学習」とした第二の意訳―「生涯学習」という自己責任論と職業能力開発の包摂
第6章 職業を分離した学問観―人間的成長を体系化できない職業教育振興策

著者等紹介

田中萬年[タナカカズトシ]
1943年旧満州国大連市生まれ。職業訓練大学校卒業。職業訓練大学校研究員、助教授、教授を経て、職業能力開発総合大学校名誉教授。日本産業教育学会会長・学術博士。専門は職業能力開発、職育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きいち

22
教育という文字に潜むキナ臭さ…「攵」はムチなのだ。軍隊や(旧来型の)企業で意図どおり働く者を作ること。「EDUCATION」の元の意味はそうじゃなく、学ぶ側の能力を引き出すこと。福澤諭吉の提案は「発育」、著者は「能力開発」を提案する。◇憲法26条「教育を受ける権利」を「学習する権利」と改訂する。そうすると、文科省や学校の仕事は、学習環境の整備や自分で学べるコンテンツの準備になるし、先生の仕事はファシリテーターになる。でもそれ、AIを使う側の人になる等、学び手からも世の中からも今まさに求められてることやん。2018/04/30

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