戦国河内キリシタンの世界

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戦国河内キリシタンの世界

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  • サイズ A5判/ページ数 346p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784826506472
  • NDC分類 198.221
  • Cコード C0016

出版社内容情報



はじめに(小林義孝)
第?編 河内キリシタンの繁栄とその広がり ── 神田宏大の著作から
1.ザビエルの夢の実現(講演記録から)
2.戦国時代の河内キリシタン
1 河内キリシタンの始まり/2 河内飯盛山城での集団入信/3 河内キリシタンの繁栄/4 河内はキリシタン宣教師の聖地/5 戦場での二人のキリシタン武将/6 河内キリシタンが与えた影響/7 日本各地で活躍した河内キリシタン
3.河内キリシタン人物伝
1 ロレンソ了西──盲目の琵琶法師から修道士/2 三箇頼照サンチョ──河内キリシタンの聖地・三箇城主/3 池田丹後守教正──キリシタンが集住する若江、八尾の城主/4 三木半太夫──「二十六聖人」三木パウロの父/5 結城左衛門尉アンタン──河内に福音をもたらした河内岡山城主/6 河内で最も美しかった「砂の教会堂」/7 結城弥平次ジョルジ──河内キリシタンの繁栄とその広がり/8 秀吉の「伴天連追放令」──キリシタン迫害の始まり/9 小西行長の信仰と行動/10 結城弥平次ジョルジ、その後/11 三箇アントニオ──元和大殉教の勇者/12 ディオゴ結城了雪──近畿最後の宣教師/13 三箇城跡に立って/あとがき
コラム? 神田宏大牧師と隠れキリシタン探究(今村與志雄)

第?編 河内キリシタンの世界
キリシタンと戦国時代の河内・畿内
1.三好長慶と河内キリシタン(天野忠幸)
2.戦国時代の高槻領と高山右近(仁木宏)
3.高山飛騨守・右近と高槻のキリシタン(中西裕樹)
河内キリシタン
4.河内のキリシタン遺跡(村上始)
5.モンタヌス『日本誌』の「堺市図」は深野池から見た飯盛城か?(鹿島純)
6.田原「礼幡(レイマン)」墓碑の出土状況(小林義孝)
7.河内キリシタン 進士氏と鵤氏(小谷利明)
8.河内烏帽子形のキリシタン(尾谷雅彦)
コラム? 松田毅一氏と河内キリシタン研究(佐々木拓哉)
キリシタン墓の流れ
9.千提寺のキリシタン墓(合田幸美)
10.垣内・潜伏キリシタン長墓群──江戸・禁教期を通じて築かれた深堀領飛び地六カ村の長墓群(大石一久)
河内からのキリシタンの広がり
11.京都のキリシタン遺跡(丸川義広)
12.天草に来た畿内キリシタン(中山圭)
13.東日本のキリシタン遺跡(今野春樹)
河内キリシタン探求
14.キリシタン墓碑研究のこれから──九州と畿内のキリシタン墓碑(大石一久)
15.河内キリシタン探求の歩み──本書の成り立ち(小林義孝)

あとがき(小林義孝)


神田宏大・大石一久・小林義孝・摂河泉地域文化研究所[カンダヒロオ オオイシカズヒサ コバヤシヨシタカ セッカセンチイキブンカケンキュウジョ]
神田宏大
単立・野崎キリスト教会牧師。関西聖書学院講師。キリスト教の宣教につとめながら河内キリシタンの歴史を掘り起こし、ラジオ放送、講演、執筆などで河内がキリシタンの聖地であることを検証する。2016 年6月召天。
大石一久
長崎県立高校や長崎県立の博物館に勤務。日本石造物研究会会長。中世の日引石塔の歴史的な意味の解明など長崎県から九州、近畿にわたる中世石塔研究、石造物研究の専門家。近年は戦国時代のキリシタン墓碑の全国的な調査を行い『日本キリシタン墓碑総覧』を編集・執筆した。
小林義孝
大阪府大東市在住。摂河泉地域文化研究所理事。古代から近世の葬墓制研究の専門家。近年は河内を中心とする地域の歴史解明につとめる。『六道銭の考古学』(共編著、高志書院)、『河内文化のおもちゃ箱』『ニッポン猪飼野ものがたり』(批評社)の編集を担当する。

内容説明

戦国時代、河内飯盛城(大阪府大東市、四條畷市)を拠点に政権を掌握した“天下人”三好長慶は、一五六四年(永禄七年)、配下の有力武士七三人のキリスト教の洗礼を認める。ここから河内キリシタンは繁栄し大きな広がりをもつ。本書は、河内キリシタンにはじまる戦国時代のキリスト教の歴史を当時の社会や政治のなかで多角的に考える。受難と殉教が強調されてきたキリシタンの姿を、最先端の研究成果によって更新する。

目次

第1編 河内キリシタンの繁栄とその広がり―神田宏大の著作から(ザビエルの夢の実現(講演記録から)
戦国時代の河内キリシタン
河内キリシタン人物伝)
第2編 河内キリシタンの世界(キリシタンと戦国時代の河内・畿内;河内キリシタン;キリシタン墓の流れ;河内からのキリシタンの広がり;河内キリシタン探求)

著者等紹介

神田宏大[カンダヒロオ]
単立・野崎キリスト教会牧師。関西聖書学院講師。キリスト教の宣教につとめながら河内キリシタンの歴史を掘り起こし、ラジオ放送、講演、執筆などで河内がキリシタンの聖地であることを検証する。2016年6月召天

大石一久[オオイシカズヒサ]
長崎県立高校教諭、長崎県文化振興課、長崎歴史文化博物館を歴任。日本石造物研究会副代表。中世の日引石塔研究を通して近畿から九州・東北に至る中世の海道・日本海ルートを解明するなど中世石塔研究の専門家。近年はキリシタン墓碑の全国的な調査を行い『日本キリシタン墓碑総覧』(南島原市発行)を編集・執筆するなどキリシタン墓碑研究を精力的に行っている

小林義孝[コバヤシヨシタカ]
摂河泉地域文化研究所理事。古代から近世の葬墓制の研究を行なう。近年は河内を中心とする地域の歴史解明につとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なつきネコ@人間に化けてます

27
現地の祭りために読了。河内キリシタンと題名だが、河内キリシタンからの発展という感じ。大東市が100%キリシタンの都市で、三好長慶がいた時は首都だったと誇る。今ではなにもない土地に昔はというのが歴史の醍醐味。しかし、有名なのが高山右近も摂津。三箇頼照がついで有名だが知名度は低い。当時あった河内湖から見た飯盛城の繁栄がモンタヌス日本誌に描かれていた可能性はロマン。田中礼幡の最古のキリシタン墓碑は大発見は希望をが見えた。後の禁教により破壊された遺物が残らないキリシタン。まだ見ぬ歴史が再発見されると考えると楽しみ2024/03/02

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