岩田弘遺稿集―追悼の意を込めて

個数:
  • ポイントキャンペーン

岩田弘遺稿集―追悼の意を込めて

  • 五味 久壽【編】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 批評社(2015/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 76pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 423p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784826506335
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3033

内容説明

マルクス経済学の中で一世を風靡した宇野(弘蔵)学派の特異な存在であった岩田弘は、『世界資本主義』(未来社版、1964年)を出発点として、1990年代以降においてソ連邦の崩壊、中国巨大資本主義の登場によって様相が一変した世界資本主義の意味解析に取り組み、旧版『世界資本主義』を『世界資本主義1』に改訂して、さらに新たなコミュニズム(コミュニティ主義)の理論的枠組みを構想する『世界資本主義2』を目指したが、脱稿できないまま逝去された。岩田弘の遺稿と研究者による「世界資本主義」論の検証、そして追悼文を収録した遺稿集である。

目次

第1部 岩田弘と世界資本主義(『世界資本主義2』のプランについて(解題)
岩田弘と『世界資本主義』とを振り返って
グローバル資本主義とマルチチュード革命―ネグリ&ハートの『帝国』に寄せて
3.11後の世界と日本資本主義が直面する問題―現代型製造業のグローバルなネットワーク化と新情報革命の世界史的意味
経済学原理論序説)
第2部 「世界資本主義」の現局面をめぐる鼎談(始まった世界恐慌、その歴史的意義を問う;アメリカ金融危機が意味するもの―29年型世界大恐慌は始まったのか;現代資本主義と世界大恐慌;宇野経済学50年をめぐる座談会)
第3部 追悼 岩田弘先生(追憶の二重丸;岩田さんの人と学問;岩田先生を偲ぶ;岩田弘先生の追悼の意を込めて;最晩年の岩田先生から学ぶ)

著者等紹介

五味久壽[ゴミヒサトシ]
1945年長野県に生まれる。67年東京大学経済学部卒業。73年同大学院経済学研究科博士課程満期退学。80‐2015年立正大学経済学部教授。立正大学名誉教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

3
宇野弘蔵に学び、批判的に発展させた学者の遺稿集。著作『世界資本主義』の復習ができ、中国経済、3.11以後の東北経済やリーマンショック等の現状分析、宇野派の座談会が収録され読みがいがある。岩田理論のは資本論から資本の原理を取り出し、生産手段かつ金融等の仕組みの発展から、コミュニティのありようや国家の運動等一元的に構成しようとするところ。これには賛否別れるだろうが、インターネットという新しい生産方式による産業構造の変化に注目していて世界経済の編成まで目配せしている。euは旧来の産業が強く対外関係、イスラム、ロ2016/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10169528
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。