内容説明
普通ボケ(老い)と病的ボケ(認知症)に生じる心身機能低下について、毎日の「いま・ここ」をキーワードに解き明かし、その対処法を編みだしたユニークな実践的ケア論。
目次
第1章 毎日の「いま・ここ」(「いま・ここ」の生活;作業のコントロールは ほか)
第2章 普通のボケの素顔(普通ボケはどこで;普通ボケのさまざま ほか)
第3章 病的ボケの現実(医学の対象です;中核症状は必須 ほか)
第4章 認知症の医療と介護(医療と介護;進行性認知症の診断は慎重に ほか)
第5章 高齢期を生き活き(ボケは「呆け」でしょうか;人の生を顧みると ほか)
著者等紹介
久場政博[クバマサヒロ]
昭和16年台湾台北市に生まれ、東京で育つ。昭和41年3月東北大学医学部卒業。翌年、東北大学精神医学教室入局。昭和45年6月上山市の上山病院。46年6月より故荻野恒一先生に師事して、金沢市の十全病院、東京都精神医学総合研究所に在籍し、金沢、奥能登、沖縄八重山群島の社会文化精神医学的研究。秋田大学精神科学教室を経て、57年4月公立角館総合病院神経精神科勤務。長期在院統合失調症の社会復帰活動。平成12年4月秋田市の清和病院。14年4月秋田市の加藤病院に勤務。24年4月加藤病院非常勤となり現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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