内容説明
東京湾の歴史を物語る台場は、幕末期、開国を迫る欧米列強に対峙するため、徳川幕府が存亡を賭けて構築した物証であり、幕末から現代に至る日本の近代化をつぶさに眺望してきた記念碑的象徴である。
目次
第1章 東京湾―日本の覚醒とその胎動の海
第2章 黒船来航―東京湾口の騒乱
第3章 品川台場―築造計画の構想と実際
第4章 東京湾の埋立地―増殖とゴミ処分
第5章 原子力発電―中期的に廃止
第6章 地球温暖化防止対策―再出発が必要
第7章 世界と日本の気温と海面水位―特殊な日本
第8章 東京港の浮沈―各種データの解析結果
第9章 東京湾一〇〇〇年の計―厳密な計画
著者等紹介
石田進[イシダススム]
1933年、新潟県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒、農学博士。(財)中東経済研究所主任研究員、国際大学教授を経て2003年定年、2008年まで同大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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