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内容説明
いま、コリアタウン・猪飼野がおもしろい。
目次
巻頭エッセイ(猪飼野―なくてもある町。そのままのままでなくなっている町;猪飼野「鶴の橋」・夢幻ロマン ほか)
総論(猪飼野とは―本書の目論見;わたしの「猪飼野著名人番付」 ほか)
猪飼野のはじまり(猪飼野をめぐる考古学―越境する人々の源流をさぐる;「日向髪長媛」と「猪甘(飼)津」 ほか)
猪飼野の原風景(中世の猪飼野;平野川と柏原船 ほか)
ニッポン猪飼野のなりたち(新平野川開削と耕地整理;済州島から猪飼野へ―聞き取り渡日女性の人生 ほか)
猪飼野の戦後(鶴橋―闇市から商店街へ;猪飼野ヘップサンダル小史 ほか)
コリアンタウン猪飼野(朝鮮市場からコリアタウンへ;コリアタウン吟遊 ほか)
著者等紹介
上田正昭[ウエダマサアキ]
1927年4月29日生まれ。1950年3月京都大学文学部史学科卒業。日本の代表的歴史学者。兵庫県出身。京都大学名誉教授。日本古代史を中心に神話学・民俗学などに視野を入れ、広く東アジア的視野点から歴史を究明する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかつき号
1
在日を勉強しようと借りたが、どっこい古代の猪飼野まで言及され、とても面白かった。 というより、この本を作ろうと企画した人たちの猪飼野への愛に脱帽。2014/09/21
ミネチュ
0
猪飼野って、大阪の鶴橋~桃谷辺りのいわゆる在日韓国朝鮮人がたくさん住んでる辺りの昔の地名だそうです。 そこに関する歴史や出身著名人、文化などなどありとあらゆることを寄せ集めた本なんですけど… 正直、退屈でした。1/3くらい読んだところでもう読むのやめようかと思いましたが、頑張って最後まで読みましたけど。2013/05/10
あづみの
0
コリアタウンの案内人としての基礎知識を得ようと買いました。朝鮮半島からは平野川の運河工事の際に済州島から人々の多くの流入があり、それがこの地区に半島からの人々が多いきっかけではありますが、そもそも仁徳の昔から半島の方々と交流の深かった地区でもありました。 またそういう地区として差別を負ってきた方々が多くおられ、そこからの負けじ魂が、ニッポン人として(あるいは在日として)有名人となった方を多く排出しています。そういう背景を頭において読むととてもおもしろいでしょう。2021/10/30
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