日枝阿礼の縄文語―消えゆく阿礼の縄文語よ、どこへ行く

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826505352
  • NDC分類 812
  • Cコード C0021

内容説明

ヒ、フ、ミ、ヨ…いまだに生き続けている大和言葉の数詞の発見をとおして、『記・紀』『万葉集』の精神世界を解読し、日本語語源論の未踏の領域に挑んだ意欲的な労作である。

目次

第1部 数詞に秘められた縄文語の謎―『記・紀』神話を読み解く(ヤマトコトバ;数詞を尋ねて;九鬼神学;対語を考える ほか)
第2部 『記・紀』神話と神代の神々の伝承―血統幻想の真相を探る(古文書を見る;天皇教の反省;菊の紋;五万日の日延べ ほか)

著者等紹介

辻本政晴[ツジモトマサハル]
埼玉県桶川市生まれ。埼玉大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろゆき

2
ランボーの詩に母音のイメージを並べたものがありましたが、この本は弥生人侵略前の縄文語をたどり、今の私たちの言葉や発音の感覚のなかにどのようにそれが生きているのかを示しています。なるほどと興奮する点多かったです。2017/01/12

結城

1
祝詞にもある、ヒフミヨイムナヤコトモチロ(一二三四五六七八九十百千万)という数詞から、日本語誕生の原点を探る。 語源の中でも、自然発生的に生まれたオノマトペに注目して日本語という「音」そのものを捉えた意欲作。 おー、と思う部分もあったけど、んん?と思う部分も多かった。 とくに第二部から集中する飛躍した歴史解釈は必要ない。 そういう与(四)太話は別の本でするべきだと思うし、結局何が言いたかったのか、逆に判らなくなってしまった。2012/03/05

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