出版社内容情報
人格障害は幼少期から老年期まで変わることのない人格特徴なのか? それとも状況の変化に応じて変動しうる状態像なのか? 人格障害と発達障害についての関連は? 人格障害は治療の対象なのか?
いま、私たちは、人格障害概念に対する根源的な問いを多様な立場から投げかけて、精神病質=人格障害概念の脱構築をめざさなければならない!
はしがき 人格障害論の脱構築へ 高岡健
【座談会】 なぜ人格障害はすわりが悪いのか? 宮台真司・羽間京子・高岡健・岡村達也
人格認識自体がもたらす「障害」について 鈴木茂
回避性人格障害再考 中村敬
人格障害論の現状と問題―精神看護から 大河内敦子+粕田孝行
人格障害論の史的展開 森山公夫
精神病質論の行方 西山詮
人格障害と英国の新しい立法 大下顕
パーソン中心療法から見た境界性人格障害 岡村達也
『人格障害論の虚像』を読みながら思ったこと 塚本千秋
BOOKガイド 人格障害基本文献30 高岡健+岡村達也
あとがき 一心理屋の人格障害史 岡村達也
好評シリーズの第11巻です。
●カバー装画…鈴木ちさ
内容説明
人格障害は幼少期から老年期まで変わることのない人格特徴なのか?それとも状況の変化に応じて変動しうる状態像なのか?人格障害と発達障害についての関連は?人格障害は、治療の対象なのか?いま私たちは、人格障害概念に対する根源的な問いを多様な立場から投げかけて、精神病質=人格障害概念の脱構築をめざさねばならない。
目次
座談会 なぜ人格障害はすわりが悪いのか?
人格認識自体がもたらす「障害」について
回避性人格障害再考
人格障害論の現状と問題―精神看護から
人格障害論の史的展開
精神病質論の行方
人格障害と英国の新しい立法
パーソン中心療法から見た境界性人格障害
『人格障害論の虚像』を読みながら思ったこと
BOOKガイド―人格障害基本文献30