出版社内容情報
大阪・泉大津市で発掘された池上曽根遺跡に多角的に迫る。今春公開された復元された巨大建築を写真・地図・イラストなど、豊富な資料によって跡付け、全貌を明らかにする。カラー口絵2ページ付。
序/話題の重要遺跡地図/話題の重要遺跡年表/話題の重要遺跡 1.池上曽根遺跡~その100年の軌跡/一・池上曽根遺跡の位置と周辺遺跡/二・池上曽根遺跡研究の歩み/三・史跡整備の調査の意義と展望 2.よみがえる弥生の巨大建物/プロローグ/一・発掘された大型建物/二・復元計画始まる/三・復元事業が始まった/四・池上曽根物語《東妻側装飾板絵解き 祖霊伝説》《西妻側装飾板絵解き 暮らしと農耕の祭り》/エピローグ 3.討論・池上曽根遺跡/討論・池上曽根遺跡~開催の趣旨~/session1~池上曽根遺跡の発掘成果の検討/池上曽根遺跡の発掘調査成果/一・史跡整備の調査の経過/二・環濠の問題/三・居住域の問題/四・工房の問題/五・大型建物と方形区画の中の遺構/六・池上曽根遺跡の基本層序/討論~池上曽根遺跡の理解のために~/一・大型建物の立地/二・大型建物の復元/三・大型建物の正面観/四・「南北棟」について/五・金属器工房について/六・埋納遺構について/七・竪穴住居について/八・環濠について/九・墓域について/十・池上曽根遺跡の廃絶と後期の様相/十一・主要施設についての補足的な問題/session2~池上曽根遺跡と弥生中期社会/基調報告1 事前検討会の
目次
1 池上曽根遺跡 その100年の軌跡
2 よみがえる弥生の巨大建物
3 討論・池上曽根遺跡
4 池上曽根遺跡の調査成果の再検討―セッション以後の池上曽根遺跡
-
- 和書
- カンランシャ 光文社文庫