出版社内容情報
複雑に錯綜した時代のなかで心の葛藤に悩む老若男女の心の健康のために、森田理論を基礎にした心身医学のわかりやすい実践的解説書。クスリによっては決して解決できない、現代人に特有な不安神経症(ヒポコンドリー症候群)の「特効薬」。
第1章 強い心臓と太い神経が欲しい!/1心を強くする特効薬を求めて/薬は心の悩みを救えるか―対人不安の細川さんの場合/軽い精神安定剤の嗜癖/アルコールも頼むにたりず/宗教は心を救えるか―不完全恐怖の富田さんの場合/“強く生きるためのハウツー”アメリカ版/精神分析学は心を救えるか―不安神経症の小田さんの場合/フロイト心理学の功罪/心の病気の時代/2シンの強い生き方のすすめ/自分の努力だけが解決する/森田理論について/第2章 行動を強くする/1健康な生活をすれば心も健康になる/日常生活をよく管理する/スポーツが心の健康をうながす/武技が胆力を強める/座禅・ヨガ・呼吸法などの功徳/日常の仕事・家事こそ効果的/創作活動も日常生活実践から/働ける老人になる/2人のためにつくす人は強い/幸せと言える人びと/人生のピンチを救う力/生き甲斐を求めて/正体不明の不安感―土井君の場合/人間成長の原動力/奉仕は大きな向上を約束する/3行動力強化のコツ/日原則はしっかりと守る/月集団生活に慣れることと個人の権利の尊重/火物事には発展段階がある―耐えて待つ/水連続的にする/転換をよくする―二つの方法/第3章 感情を強くする/1感情は行動と認識む/月ギリギリ
内容説明
こころの健康のために。現代人の心の悩み、苦しみを解決する心の健康法。森田理論の応用・実践編。
目次
第1章 強い心臓と太い神経がほしい!
第2章 行動を強くする
第3章 感情を強くする
第4章 欲求を強くする
第5章 性格を強くする
第6章 神経質を生かす生活法