保安処分と精神医療

保安処分と精神医療

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  • 商品コード 9784826500166
  • NDC分類 326.48

出版社内容情報

精神医療とその施設を国家の治安・管理体制に組みこむ保安処分構想は、精神障害者への差別と抑圧の政策であり予防拘禁制度の合理化である。精神科医の立場からその恐るべき本質を批判する。巻末に関連資料を網羅。

はじめに/第1部 刑法「改正」における保安処分問題/1保安処分が孕んでいるもの/2世界の精神医療と保安処分/3犯罪白書にみる精神障害犯罪者の情況/4反医療としての保安処分/5治安の剣「精神医療」/第2部 精神外科と人体実験/6精神外科の邪道性と反医療性 /7精神外科についての国内外の動向/8人体実験の原則について/第3部 「精神病質」概念の虚構性と反医学性/9「精神病質」概念の歴史とその実践課題/10「精神病質」概念を追放しよう/11いわゆる精神病質について/第4部 日本精神神経学会のあゆみ/12うれうべき精神神経学会の動向/13関口進先生を追悼する /14刑法「改正」問題と学会のあゆみ/15中間施設に対する意見/16「刑法・少年法に関する小委員会報告」の関連資料/第5部 資料篇/1保安処分に反対する声明・意見/2保安処分についての刑法改正準備会・法制審議会・法務省の案と見解/3人体実験・精神外科に関する資料

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