出版社内容情報
「進歩的」知識人が体制翼賛思想(ファシズム)の積極的加担者として変貌する思想的虚妄性を日本における革新思想の負の典型として清水幾太郎を思想的に解剖し、現代の思想的課題を鋭く問う。
序文/第1章 危機のイデオローグ―総論―/第2章 「マルクス主義」による「社会学」の破壊―清水幾太郎と新明正道・戸坂潤―/第3章 「社会学」による「マルクス主義」の破壊―清水幾太郎と三木清―/第4章 「マルクス主義」と「社会学」の共存―清水幾太郎と梅本克己―/第5章 「社会学」による「マルクス主義」の再度の破壊―清水幾太郎と大熊信行― /清水幾太熊主要著作一覧/主要清水幾太郎論一覧
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- 和書
- 部落解放研究 第6号