青春の詩集<br> 立原道造詩集

青春の詩集
立原道造詩集

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784826219068
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0392

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さえき

4
一篇一篇ゆっくり大事に読んだ。初めて読んだ詩は中原中也で、グッと引き込まれて一晩でたくさん読んだけど。この人の詩は夜、少しずつのんびり読むのが合ってるなあと。なんで、と言葉では表せないけど。 夢みたものは…、逝く昼の歌、子守唄がお気に入り。2018/04/22

月音

3
学生の頃に愛読し、お気に入りの数編は覚えて口ずさんでいた。久しぶりに手に取り、好きな気持ちは変わらないが…。昔はぴたりと心にはまったものが、なんだか離れてしまった気がする。時代を越えた名作は読まれる時を辛抱強く待っていてくれるが、読み手の方には作品ごとの読書適齢期があると思う。立原の夢と憧れ、失った恋の痛み、憂いを湛えた瞳に映る花や鳥、野の風景。この甘やかな孤独とみずみずしさを、言葉の音楽を、存分に味わえるのは若いうちだけだと悟ると、少し寂しくなった。⇒続2025/07/12

夜游の月

1
若くして亡くなったためか、どこまで読んでも爽やかな詩ばかりで、好きな詩人です。 死の床で「五月の風をゼリーにつくって持ってきてください。」とたのんだ詩人らしい詩集です。2021/12/27

スエ

1
14行のささやきの中に、若さゆえの悲哀や歓びが詰め込まれている。夭逝を予覚していたかのような、秘めたる激しさに心を打たれる。「しるべもなくて来た道に/道のほとりに なにをならつて/私らは立ちつくすのであらう//私らの夢はどこにめぐるのであらう/ひそかに しかしいたいたしく/その日も あの日も賢いしづかさに?」(「晩き日の夕べに」より)2011/08/19

スエ

0
何度目か分からないけれど、また再読。みずみずしく、切ない詩の数々。2014/04/06

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