目次
1 日記とは何か
2 人は一日にどのくらい長い日記を書けるのか
3 他の日記や日記作者について語ろうとする日記
4 「血」で繋がり、「性」で作動し、「夢」として記述される日記
5 自殺者はどんな言葉を日記のなかに残すのか
6 人は日記を書きながら苦痛のなかで死ぬ
7 日記は、どのように歴史の極限を刻みうるか
8 日記は独身者的な書きものである
9 結婚のなかで日記はどのように継続されるのか
10 日記論・女性編としてではなく
11 フィクションのなかに日記はどのように生かされるか
12 映画について書くことから日記が始まった