出版社内容情報
★★「様子見」か「すぐ連絡」かの判断には、もう迷わない!!
発熱や不穏など、高齢者の「急変サイン」を見逃さないためのチェックポイントをズバリ解説★★
本書は、介護現場(施設や在宅)で働く看護師を対象に、医師の思考プロセスを学び、自信をもって「医療的な判断と対応」ができるようになるための実用書です。
【本書の特徴】
〇役割の転換と臨床判断 病院の看護師は医師の指示のもとで動くことが多い一方、介護施設の看護師は、医師が不在の状況で「様子を見るか、受診させるか」といった一定の医学的判断を自ら下す役割が求められます 。本書では、重症度や緊急性を高い順に整理する「臨床判断」の手法を解説しています。
〇実践的なスキルとアセスメント 問診のフレームワーク「LQQTSFA」を用いた的確な情報収集や、高齢者特有のバイタルサインの捉え方を詳述しています 。食欲低下、発熱、意識障害といった具体的な症例を通じ、原因の絞り込みから医師への適切な報告の仕方までをフローチャート形式で学べます。
〇終末期と看取りのケア 「食べられない=老衰」と安易に決めつけず、治療可能な疾患を見極める重要性を説いています 。また、過剰な点滴のデメリットを考慮したコンフォートケアや、家族との意思疎通、多職種連携のあり方など、人生の最期を支えるための心構えと技術を提示しています。
現場で感じる重圧を和らげ、入所者の安心と安全を守るための具体的な「コツ」が凝縮された一冊です。
【主な目次】
第1章 判断・対応のための基礎知識
1-1 介護現場の看護師に求められる役割と考え方
1-2 介護現場の看護師に求められるスキル
第2章 事例で学ぶ 具合がよくない高齢者の臨床判断と対応
Introduction まずは必須の基礎知識
2-1 症状別! 対話で学ぶ臨床判断と対応の仕方
2-2 現場でよくあるお悩み解消Q&A
第3章 最期まで安楽を守るための知識・技術・態度
Introduction 家族に「ありがとう」と言われる看取りの体験
3-1 本当の意味での終末期とは?―必要な対応を考える
3-2 どこまで検査・治療を行うべき?――終末期判断のヒント
3-3 理想的な看取りを実現するために
3-4 最期の時を支える
Outroduction ある長期療養型病院で最期を迎えた患者さんのお話
【目次】
内容説明
「夜間に入所者さんが発熱したときに、何に注意したらよいのだろうか?」「判断に迷ったら、先生に連絡してもいいのかな?…気分を害したりしないだろうか?」「介護職からいろいろと相談を受けるけど、判断をすることに正直プレッシャーを感じる…」本書は病院勤務とは異なる悩みをもつ介護現場の看護師が、現場での判断に自信をもって取り組めるようになり、こうした悩みや不安な気持ちを少しでも和らげることを目的としています。すでに介護現場でバリバリ活躍している方だけでなく、これから新天地に勤務する予定の皆さんにとって、この本が少しでも役に立つことを願っています。
目次
第1章 判断・対応のための基礎知識(介護現場の看護師に求められる役割と考え方;介護現場の看護師に求められるスキル)
第2章 事例で学ぶ具合がよくない高齢者の臨床判断と対応(まずは必須の基礎知識;症状別!対話で学ぶ臨床判断と対応の仕方;現場でよくあるお悩み解消Q&A)
第3章 最期まで安楽を守るための知識・技術・態度(家族に「ありがとう」と言われる看取りの体験;本当の意味での終末期とは?―必要な対応を考える;どこまで検査・治療を行うべき?―終末期判断のヒント;理想的な看取りを実現するために;ある長期療養型病院で最期を迎えた患者さんのお話)
著者等紹介
石川崇広[イシカワタカヒロ]
千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座特任准教授、医学博士。東千葉メディカルセンター糖尿病・代謝・内分泌内科副部長。専門は糖尿病・代謝・内分泌内科、老年医学。大学病院および地域中核病院に勤務しながら、2010年より現在まで介護老人福祉施設の嘱託医を務めている。日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医、日本糖尿病学会糖尿病専門医・研修指導医、内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医、日本老年医学会老年科専門医・指導医、日本老年医学会代議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



