出版社内容情報
生前整理から終末期医療、看取り、相続まで
本人も、支援する人も役立つ、初の終活入門書
「もしも」のその日まで、人生の終い方を自分らしくデザインする。
難解で専門的な解説は一切なし!図やイラストでサクサク読める。
自分の人生は、自分で決めたい――そんな思いを支える、すべての方への終活ガイド。
残された家族が悩まないために、今、あなたができること。
そして、支える立場の人にも役立つ、「人生の最期」に関する1~10をわかりやすく一冊にまとめました。
はじめに
第1章 終活のための基礎用語
自己決定権/意思決定支援/クオリティ・オブ・ライフ(QOL)/ウェルビーイング/社会参加 /ライフワーク /寿命/高齢者うつ予防と老化理論/高齢者の喪失体験/フレイル/セルフネグレクト /終の棲家/地域包括ケアシステム/コラム●結晶性知能とエイジング
第2章 生前整理と終活
終活とは?/免許返納/空き家問題/相続土地国庫帰属制度/財産目録/生前贈与/デジタル終活/ペット/形見分け/お墓の管理と供養/リビング・ウイル(生前遺言書)/エンディングノート/コラム●自分史を残してみよう
第3章 終末期の医療
急変時対応/延命治療/終末期医療/緩和ケア/ホスピス/エンド・オブ・ライフケア/アドバンス・ケア・プランニング(ACP)/末期がん―終末期に多い疾患①/肺疾患―終末期に多い疾患②/認知症―終末期に多い疾患③ /多臓器不全―終末期に多い疾患④ /四つの苦痛/終末期に起こる身体的変化/疼痛の種類と観察/セデーション(鎮静) /尊厳死/尊厳死宣言公正証書/蘇生措置拒否(DNAR)/後期高齢者医療制度
第4章 看取りに関するケア
看取り/最期を迎える場所/介護医療院/看取りケア/ケアカンファレンス/多職種連携/ターミナルケア加算/看取り介護加算/バイタルサイン/死の三徴候/クオリティ・オブ・デス(QOD)/エンゼルケア
第5章 死んだあとのこと
臓器提供/死後の手続き①/死後の手続き② /葬儀/グリーフケア/遺品整理/死を受容するまでの5段階/デス・カンファレンス/コラム●認知症の人の遺言と財産管理
第6章 遺言と相続
遺言①(自筆証書遺言)/遺言②(公正証書遺言) /遺産相続(改正相続法) /相続方法(単純承認・限定承認・相続放棄) /養子縁組/贈与/デジタル遺産/配偶者居住権/特別受益と持ち戻し/成年後見制度/任意後見契約(将来型・移行型・即効型)/死亡後における事務契約/民事信託/財産管理制度/特別縁故者制度/死後事務委任でできる範囲/高齢者等終身サポート事業ガイドライン/コラム●相続登記の義務化
索引/著者紹介
【目次】
内容説明
生前整理から終末期医療、看取り、相続まで。本人も、支援する人も役に立つ、初の終活入門書。見てわかる、読んでナットク!終活のすべて。
目次
第1章 終活のための基礎用語
第2章 生前整理と終活
第3章 終末期の医療
第4章 看取りに関するケア
第5章 死んだあとのこと
第6章 遺言と相続
著者等紹介
的場隆之[マトバタカユキ]
行政書士まとば事務所代表。一般社団法人いきいきライフ協会ふくおか南 代表理事。身元保証研究会会員。保有資格に看護師、介護支援専門員。陸上自衛隊で救急隊員として勤務後、約20年間看護師・ケアマネジャーとして、病院や介護施設で勤務し、多くの人の看取りにかかわる。身寄りの無い高齢者や家族との関わりが希薄な高齢者の終末期に立ち会った経験から、事前に準備ができていれば本人の望む形で最期を迎えられたのではという思いから、これまでの看護・介護の経験を生かした権利と尊厳の擁護を目指し、行政書士事務所を開業。以来、医療や介護サービス利用時に伴う意思決定支援、遺言・相続手続き、入院等の身元保証といった、終活業務に特化した高齢者支援に取り組む。一方、高齢者施設入居後の「おひとりさま」の法務手続きに関するセミナー活動も精力的に行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



